梅や菜の花が咲き始め、春の気配を感じる始める3月。阿久根市では「阿久根市長旗九州選抜高等学校駅伝競走大会」が開催されます。
九州各県の強豪が集うこの大会は、新チームの戦力を占うともされるレース。
各校が新たな記録の更新に挑みます。
九州選抜高等学校駅伝競走大会は1991年から毎年開催され、九州各県の高校から選ばれた選抜チームが男子7区間(42.195km)、女子5区間(21.0975km)を競う大会です。
阿久根総合運動公園陸上競技場を発着点とし、駅伝強豪校の選手たちが激走する姿を、阿久根市民も応援します。
各強豪校の代表チームにとっては、新チームとして初めて出場するレースとなるため、今シーズンの出来を占う注目のレースでもあります。
選手たちは数秒の差を競い、練習の成果をこのレースにぶつけます。
前日の開会式で選手宣誓が高らかに響き、大会が幕を開けます。スタートの号砲とともに、一斉にスタートを切る選手たちは、みんなの期待を一身に背負い、白熱したレースを繰り広げます。しのぎを削るレースに、走り終わると同時に倒れこむ選手の姿も。
沿道からの声援に後押しされ、各選手、懸命にたすきをつなぎながら、ゴールを目指します。
ゴールした選手たちの表情は様々ですが、その顔は輝きを放っています。
レース後、優勝チームには、阿久根市長から優勝旗が授与され、それぞれがこの瞬間を称えあいます。