阿久根市南部の国道3号沿いにある道の駅「阿久根」。東シナ海に面し、遠くに甑島を望む絶好のビュースポットです。館内には、阿久根市の特産品を展示販売する物産館と旬の味覚をまるごと味わえるレストランがあります。買い物も食事も楽しめる憩いの空間は、ドライブ途中の休憩スポットに最適。EV充電施設もあるので、電気自動車の方は充電することもできます。波音と潮風に癒されながら、阿久根市自慢のお土産選びやご当地グルメを満喫しましょう。
国道3号沿線で第1号の道の駅として、平成8年3月にオープンした道の駅「阿久根」。東シナ海に張り出すように建てられた、青い壁の駅舎が目印です。
多くの人でにぎわうのが、館内の物産館。阿久根漁港で水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や、農家直送の野菜や果物、地元の農水産物を原料にした加工品などが展示販売されています。
品数豊富な商品の中でも特に人気が高いのは魚介類。抜群の鮮度とお手頃な価格が評判で、遠くは鹿児島市や熊本県からも買い物に訪れる人が絶えないといいます。ショーケースに並ぶのは、東シナ海で獲れたアジ、タイ、キビナゴなど。春はムラサキウニ、夏はウルメイワシ、秋は伊勢海老、冬はサバなど、四季折々の味覚も加わります。地元では"つけあげ"と呼ばれるさつまあげや、干物、丸干し、粒うに、うに味噌などの水産加工品も充実。それぞれの商品の特徴や調理のポイントは、地元の海の幸を知り尽くすスタッフに尋ねてみるのもおすすめです。
水産物に加えて、農産物も豊富な阿久根市。温暖な気候のもと、愛情たっぷりに育てられた野菜や、柑橘類を中心とした果物もずらりと並んでいます。農産加工品の中でも最も充実しているのが、特産のぼんたんを使った商品。柔らかな果皮を用いた伝統菓子のぼんたん漬けや爽やかな風味のドレッシングは、年間を通して販売されています。また、鶴翔高校の生徒が実習の一環として作る"3年A組のブランド"も好評。地元の材料にこだわった豚味噌やジュースなどは、品切れになるほどの人気ぶりです。
そして、鹿児島の特産品といえば、やっぱり芋焼酎。阿久根市には3つの蔵元があり、腕利きの杜氏や蔵子が作った焼酎も各種取り揃えています。
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